第8研究室

ポケモン対戦における研究記録をここに示す

【剣盾S24シングル / 最終913位】初心者でも勝てる! 不死鳥サイクル

はじめまして、hzk(@hzk_pkmn)です。

10月の終わりに剣盾を購入した初心者ポケモントレーナーの私ですが、今月から人生初のポケモン対戦に挑戦してみました。*1
まずはレート1800を目標に頑張ってみようと思い、ひたすら戦っていましたが見事達成することができました!

 

最終順位913位

最終レート1818

S24について

S24はいわゆる竜王戦ルールというものです。
ダイマックス可能で禁止伝説が1体まで使えるルールになっています。

構築経緯

過去の竜王戦の構築記事を読むなかで、以下の構築を見つけたことがきっかけです。
もともとサイクル戦がやりたくてポケモンをはじめたので、私にぴったりだなと思いホウオウ軸のサイクル構築に興味を持ちました。

raltsz.hatenablog.com

上記の構築をベースに私が使いやすいようにカスタマイズしていった結果として、以下の構築に行き着きました。

構築

  • 眼鏡ではカバルドンラグラージを対策できないと感じたので挑発持ちへ型を変更。また、ラムランドロスを採用することで初手カバルドンラグラージに対して剣舞からの全抜きを狙うこともできる
  • みがまもテッカグヤがかなり厄介と感じたため、そこへ強く出れるチョッキストリンダーを採用。アシッドボムと音技によりナットレイ以外の受け全般に強いのも良い点
  • 水タイプ、特にカイオーガウオノラゴンがあまりにも重いのでヌオーの特性を天然から貯水へ変更

個体紹介

ホウオウいじっぱりホウオウ@いのちのたま

特性 : さいせいりょく
実数値(努力値) : H207(204)-A198(236)-B115(36)-x-D175(4)-S114(28)
技構成 : せいなるほのお / ブレイブバード / じしん / じこさいせい
H : 16n-1
A : 11n
S : 4振り91族、準速61族抜き。+1で最速100族抜き

ダイマエース①
参考元のホウオウをより物理耐久に厚くして素早さを落とした型です。基本的には参考元と変わらないのでそちらを参照してください。
炎・飛行・地面でほとんどのポケモンに対して等倍以上のダメージが与えられること、特性によりある程度雑に扱ってもサイクルを回せる点が非常に強いと感じました。
面白いくらいに活躍してくれます。
物理耐久がもう少しだけあったらなと思うことや、+1で最速サンダーを抜けるならそこまで素早さに振る必要がないなと思ったためこのような調整へ変更しています。

ランドロスようきランドロス@ラムのみ

特性 : いかく
実数値(努力値) : H165(4)-A197(252)-B110-x-D100-S157(252)
技構成 : じしん / いわなだれ / そらをとぶ / つるぎのまい

ダイマエース②
調整・技構成ともにどこにでもいる普通のASランドロスです。
ホウオウが選出できないときのダイマエースとして採用するつもりでしたが、なぜか一緒に選出することも多かったです。
もともとはHBのステロ撒き要因で使っていましたが、ホウオウが強くカバルドンラグラージを呼ぶのであくび展開に強くエースとして運用できるこの型へ変更しました。
ホウオウと共に選出する場合はクッションとしての役割が大きいです。
特性と優秀な耐性から、構築に居るだけで相手の脳へ負荷をかけることもできます。

ずぶといカプ・レヒレ@オボンのみ

特性 : ミストメーカー
実数値(努力値) : H177(252)-x-B170(156)-C128(100)-D150-S105
技構成 : なみのり / ムーンフォース /  めいそう /  ちょうはつ

サポーター
ある程度の耐久と、ほんの少しの火力を兼ね備えた型です。
調整を考えていたときにポケ徹を見ていたらいい感じのものを見つけたので、そのまま採用しました。詳しい調整意図などは以下を参照してください。
アイテムはオボンでない理由があまり無いと感じたので、オボンで使っています。

yakkun.com

まず、眼鏡トリックと比較して身代わり持ちに対しても明確な仕事ができる挑発という技が非常に強力です。
また、眼鏡レヒレと比較して撃ち分けできるという点は非常に扱いやすく感じました。
ホウオウが苦手とするカバルドンラグラージや起点作成要因・受けポケ全般、ウーラオスなどに強い点がとても偉いです。
クレセリアと瞑想の積み合いになったときに、挑発して一方的に詰むことで全抜きをしたりと、ときどきダイマエースになることもありました。
強いて言えば、ミストフィールドホウオウランドロスに対する状態異常を防ぐことができない点だけが微妙です。

ストリンダーひかえめストリンダー@とつげきチョッキ

特性 : パンクロック
実数値(努力値) : H153(20)-x-B90-C147-D122(252)-S125(236)
技構成 : オーバードライブ / ばくおんぱ / アシッドボム / ほっぺすりすり
S : 最速テッカグヤ(61族)抜き
H,D : 特殊方面に最も固くなる調整

メタ

  • ヒレが選出できない状況でドヒドイデテッカグヤをホウオウで見ようとしたら、どうしても択になってしまうこと
  • 稀に現れるクソ運ゲーポケモンオニゴーリなどのみがまも展開が重いこと
  • サンダーに対しても決して弱くないこと

上記の3点を考慮した上でピンポイントメタとして採用しました。
絶対にテッカグヤを葬ります。
アシッドボムがあるためラッキーのような数値受けに対しても弱くなく、あまり選出の機会は多くありませんでしたが出したら出したで何かしらの形で活躍してくれました。
役割対象が選出されておらず、ダイマ枯らしのクッションになることも多々ありました。

ヌオーずぶといヌオー@たべのこし

特性 : ちょすい
実数値(努力値) : 202(252)-x-150(252)-85-86(4)-55
技構成 : ねっとう / どくどく / じこさいせい / まもる
H,B : 物理方面に最も固くなる調整

物理受け
本構築のMVPです。文字通り最強でした。
カイオーガウオノラゴンなどの水タイプを強く誘う構築となっているので、それらを誘って逆にハメることができます。
カイオーガウオノラゴンなどは初手に置かれることが多いので、初手はホウオウから入り安心して水技を撃たせます。
それに合わせてヌオーを着地させて、相手の交代先に対して熱湯かどくどくを入れます。この際、どちらを選択するかは交代先を読む必要があります。また、交代先がホウオウで有利が取れる相手であることも多いので、その場合は勇気を持ってホウオウへ交代して、有利対面のダイマで大きくアドバンテージを取りに行くという選択肢もあります。
カイオーガダイマを切ってきた場合でも、裏のラッキーに引けば全く問題ないです。

その場合は水技を撃つか撃たないかの択を迫ることができます。
物理に特化させているので、積まれさえしなければ通常の天然ヌオーと同じ耐久が約束されています。
選出画面の段階でホウオウランドロスと合わせることでザシアンに対してや、積みポケ全般に対して強く圧をかけることもできます。
ちょすいということがバレさえしなければ、積んだネクロズマが裏へ交代したりするので本当に強力なポケモンです。

ラッキーずぶといラッキー@しんかのきせき

特性 : しぜんかいふく
実数値(努力値) : H351(204)-x-B62(252)-x-D132(52)-S70
技構成 : ちきゅうなげ / あまえる / うたう / たまごうみ🐣
H : 16n-1
B : 特化
D : 余り

特殊受け
積まれさえしなければカイオーガイベルタル以外のほぼ全特殊ポケモンを受けることができます。
あまえるを採用することである程度物理に対しても抗える点が強いです。参考元よりも物理へ耐久を寄せています。
+1ネクロズマくらいなら甘えるで受かります。身代わりに対しても歌うである程度ごまかせます。
ステロが欲しいと感じる場面もありましたが、甘えた後にホウオウで強引に受けるというムーブが強かったので甘えるで良かったなと思っています。
その他は参考元とほぼ同じです。

選出

ホウオウラッキー@1
ほぼこれです。基本的には初手ホウオウダイマで荒らします。そのまま3タテできるケースも少なくないです。

エースバーンザシアンネクロズマゼクロムなどの強力な物理ポケがいるならランドロス
起点作成要因や受けポケ。またはウーラオスがいるなら
ドヒドイデテッカグヤオニゴーリなどのメタ対象やその他の受けポケがいるならストリンダー
カイオーガウオノラゴンなどの水タイプがいるならヌオー
というふうに選出します。

ホウオウのエース運用が難しそうな場合にはランドロスをホウオウの枠に入れます。
完全な受けループに対してはラッキーを外すこともあります。

重いポケモン

黒バドレックス
エスパーの一貫があるため、サイコショックがあるとラッキーでも受かりません。
やどみが型はラッキーで歌い、ホウオウに引いてダイマすることで誤魔化せることもありますが、かなり運が絡みます。
対面なら基本的にホウオウで勝てるので、隙を作らないプレイングが必要です。

カプ・テテフ
同じ理由で、フィールド化の眼鏡サイコショックが誰も受かりません。
ホウオウで強引に突破するしかないため、こちらも隙を作ったらほぼ負けます。

ミミッキュ
ダイマ後だと剣舞ミミッキュが誰も受かりません。
ホウオウの聖炎によって焼く、ラッキーの甘える、ヌオーの熱湯で焼く以外の手段が無いので、ミミッキュ入りに対しては慎重にダイマを使う必要があります。

エースバーン
ダイマ後だと珠エスバがあまりにも重いです。どうにかエスバに合わせてホウオウやランドロスなどでダイマをする以外ではかなり厳しいです。

最後に

レート1800が目標だったのでここで辞めましたが、構築自体のポテンシャルはもっと高いと思っています。
S25はどこまでやるか未定ですが、ほどほどに頑張っていきたいと思います!

PS : ポケモン関連のお友達があまり居ないので、Twitter(@hzk_pkmn)をフォローしてもらえると喜びます!

*1:いちおう先月もレンタルパーティーでマスボ級までは行っています